副施設長の江頭です。
さざんか園では2019年も色々ありましたが、なんとか平穏?に次の年を迎えられそうです。大雨・台風などの災害、米の不作など、気象の変化による環境の影響が毎年当たり前になってきた気がします。リスクを予想し、対処してくださいと言われますが、なかなか来るか来ないか分からないものに対し人は動けないもので、どこまで何をやればいいのか悩むことも多いです。事業所としては避難訓練、避難時の食料・備品の準備、地域の連携などなど、やることが多くありますが、やりすぎて経営に響くなら元も子もないですし、やらなければ責任感がないと言われるという板挟み感があり、どの法人・事業所もこれからの対応で頭を悩ましていると思います。(もちろん一法人として最大限の準備はすべきという心構えは当然としてですが・・・)
人材に関してなんですが、2019年は多くのコンビニが深夜営業をやめたり、スーパーの無人レジが増えたり、単純労働に関しての規制緩和が行われた影響か外国労働者が工場勤務などを中心に増えているという話も聞きます。高齢化は当然なんですが、少子化の方がすごい速度で進んでいるようで、国の計算よりも2年も早く出生率が減少しているみたいです。もっともっと日本という国が住んで楽しいと思える環境や、子供を産んでも色んな援助が受けられる安心できる環境を作り上げる必要があると思います。
来年も地域の人やそれを支える職員の多くの笑顔で包まれる施設を目指したいと思います。