平成28年度園内研究発表会

さざんか園では年一回スタッフの質の向上を目的に「園内研究発表会」を実施しています。それぞれの事業所が今何が問題かを考え、それについての取り組みを発表してもらうんですが、介護の世界ではなかなかこういう「研究」「発表」などと名の付くものからは疎い人が多く、パソコン操作(主にパワーポイント)になれず、発表の流れも分からずに戸惑う人が多く、毎年スタッフはあくせくしながら発表しているのが現実です。今年は利用者様にどのようなケアをしたらいいのかを発表している事業所が多く、忙しい中どのような取り組みをしたらいいのか? どのような事を利用者様は望まれているのか? というテーマが中心でした。

これから団塊の世代が要介護になり、より個別的な要求が増えると思われますが、事業所としてどこまで個別の要求を叶えられるのかはいつも悩みの種です。だれもが同じ望みであり、集団で対応すれば楽かもしれませんが、我々が相手にしているのは人間であり、様々な歴史・環境を通して生きてこられた方です。その方々に一通りの介護では時代についていけないのは分かっているのですが、人不足であったり、人の入れ替わりが激しくなかなか質が上がらないなど多くの問題が介護の世界にはあり、絡まった糸をほぐすだけで精一杯の状況でもあります。しかし一生懸命に資料をまとめ、他のスタッフにその仕事を認められ、照れているスタッフを見ると、可能性というのは無限であり、それぞれのスタッフの前を向く姿勢を応援したくなります。

介護は「いつかは自分がお世話になる。」という意識で、少しでも笑顔で、楽しい時間を過ごしてもらいという想いが全てです。例え厳しい現状でも常に笑顔で前を向いていたいですね。

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