副施設長の江頭です。
平成28年も本日までで、あっという間の一年が過ぎてしまいました。一日一日は長くても、振り返れば一瞬であり、時のはかなさを感じます。地震が少ないと思われていた九州での震災に関しても、時は良くも悪くも風化させてしまう力があるのか、今ではだいぶ前の事のように思えてしまうのも不思議です。
さざんか園では、この一年間色々ありましたけど、思い返せば普段と変わらない一年だった気がします。ただ高齢化や少子化の影響は少しずつ少しずつ日常に入り込んでいるようです。全国的には人手不足の話が増え、24時間営業が無くなるところが増えたり、介護でもロボット化・機械化の話が出たりしています。空き家が増えたり、認知症の方による交通事故の話しが増えたりと昔ではまったく聞かれなかった話が多くなっているようです。
来年はさざんか園の魅力をもっと周りに伝える努力を多くしていきたいと思っています。今まで私自身も何気なく働いて気づいていなかったですが、さざんか園は20年以上しっかりと神埼郡吉野ケ里町(以前は東背振町)の高齢者介護を行ってきた「実績」「経験」があります。そして50名近くの職員がそれを支えています。はじめはデイサービスだけではじまった事業所も今では、5事業所以上あります。その魅力をもっともっと伝え、経営がどうこうではなく、もっと皆さんに楽しんでもらいたい。介護で悩まれている家族様を楽にしたいという気持ちでいっぱいです。
これからもさざんか園はこの吉野ケ里地区に根付き、地域に貢献していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。