あけましておめでとうございます。副施設長の江頭です。
バタバタしていても時は確実に過ぎる物であり、それにあがきもがきつつも、誰に対しても公平にそして時には残酷にまた一年が過ぎました。
ただ数十年前から比べると、紅白を見る人は減り、おせちは日持ちがしない物が増え、親戚が集まる事が減り、世代間の交流よりも旅行とかを優先する若い人が増えたりと、我々日本人の年末・年始の過ごし方も様変わりしている印象があります。
特に高齢化・少子化(働き手の減少)の波はしっかりと日常に色濃くなっており、テレビを見ていても若い人より昔で言う中年の芸能人が多く、60を過ぎた芸人さんも当たり前のように前線で活躍している姿をよく見かけます。ガソリンスタンドは当たり前のようにセルフスタンドになり、スーパーもセルフ会計どころかセルフレジまでも見かけるようになりました。これからも機械で代用できるものはどんどんと取り入れられ、人手不足を理由に機械化は進んで行くと思われます。
ただ介護に関してはなかなか代用できる「物」はなく、これからも人である「者」が必要だと感じています。それは人が人との関わりを求め、そしてただ物を扱うのではなく者を扱うことでお互いの存在意義を確認し、寄り添い合うことで生きている意味を感じるからだと思います。
少し前の私のつぶやきで、ある程度長期間働いた介護福祉士の給料が月に8万程度上がるという事を書きましたが、正直私は冗談だと思っていました。ただ消費税が増える事が前提ですが、予算としてしっかり計算しており現実として進んでいることを聞くと、国も介護業界の人材をしっかり確保したいと本気で考えているのかな〜っと思います。(ただお金を上げれば辞めないだろうという発想だとしたらさみしいですけどね。)
いつも感じていることですが、さざんか園は利用者様・家族様・地域の方など色々な人に支えられて今があります。今年もきっと色々なことがあると思いますが、皆さまよろしくお願いします。