春一番、何を想う

副施設長の江頭です。

春の嵐により台風の時はなんでもなかった立て看板などが吹き飛び対処に追われていました。まぁ日頃から立て付けをしっかりしておけばよかったのですが、後回し後回しにしておくと後悔するものですね。

あっという間に29年度も過ぎ去ろうとしています。色んな問題はあっても、多くの人からのアドバイスなどでなんとか今年も無事乗り越えることができたというのが正直な感想です。

介護の業界はどうしても自転車操業的に事業を行い、5年後・10年後の介護の在り方を見据えて計画的に考えることができていないという印象があります。それは先が見えない人材不足、中途採用中心で職員の教育制度が充実していない研修制度などなど、様々な問題を処理できないまま超高齢者社会に飲み込まれている現実があると思います。

どっしりとしっかり理念のもとに先を見据えて事業を考えていきたいという想いと先の見えない現実の間で苦闘する日々ですが、利用者様の笑顔や職員の頑張り、そして地域の方の支援により助けられていることに感謝しています。少しでも皆様が安心して利用できる、預けられる施設・事業所になるように頑張りますので来年度もよろしくお願いします。