東背振小学校との交流

副施設長の江頭です。

「さざんか園」の近くの東背振小学校との交流の一環として、1か月ほど前、小学4年生80名のみんなが「さざんか園」の見学に来られ、そのお返しとして認知症についてのお話しをしに行きました。

高齢者対象の事業所であり、私自身小学生向けに話をするのも初めてでしたので、一番緊張していたのは私かもしれません。事前に先生の方から「難しくても構いません。それを勉強するのが大切なことですから。」と言われていたので、私も敢えて小学生向けに極端に言葉を簡単にせずに、生々しい写真を使ったりして、今の認知症の現実を伝えました。子供たちの方から「レビー小体型認知症」という言葉が出たり、実際に一緒に暮らしているおばあちゃんの対応を聞かれたりと、子供たちも興味がある事なんだと認識しました。

子供たちの印象として、最後に「認知症は怖い。」という意見があり、ちょっと刺激が強かったかなと反省しつつも、認知症を理解し、その人たちの悲しみを理解し、対応してもらいたいと感じています。

このころからしっかりと認知症を理解し、大人よりもおじいちゃん、おばあちゃんに優しい言葉がけをできるようになれば、これからの日本は明るいかもしれませんせんね。

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