スタッフのつぶやき
2015.3.6 別れと出会い
副施設長の江頭です。
この時期というのは退職者が出たり、新しく入職される方がいたりと結構バタバタした時期になります。職場は雇用者と被雇用者の契約により成り立っている形にはなりますが、そこはやはり人であり、感情があり、割り切れないものがあります。
私自身も数々の仕事を経験し、様々な別れを経てここにいます。同じ環境で、同じ顔触れで何十年も仕事をしている人はほんのわずかだと思いますが、せっかく物凄い確率で出会ったのならば、その出会いを大切にしたいとも思います。
別れの憂いを絶つためにも、毎日の出会いを大切にするという意味で、「一期一会」という言葉があるかもしれませんが、本当に毎日の積み重ねが大事だなぁと思います。
つまらないと思っていた一日一日が気付いてみたらすごく大切な日々だったんだって、別れの日に気付かされるものですね。
2015.2.9 来年度からの介護報酬改定に関して
副施設長の江頭です。
報道でも騒がれていたように2月6日の会議にて来年度からの介護報酬の詳細が発表されました。
具体的には報道でも騒がれているように5%前後介護報酬が下がる結果になっています。これは今回の発表前から決まっていた事ですし、今年度の厚生労働省での話し合いでも下げる前提で話されていたので、「やっぱりね。」というレベルの話でしたが、特に訪問介護、通所介護、特別養護老人ホームなどは極端に報酬が減らされているので、来年からの介護報酬減による影響とその対応に追われる事になります。
ただ大局的に見ると、少子化・高齢化・人口の減少などの問題により介護報酬が順調に上がる訳が無く、いつかこの問題に対峙しなければならかったと思います。
さざんか園ではスタートが通所介護(デイサービス)であり、現在の要支援レベルの高齢者の方が中心にスタートしました。そして現在のデイサービスでも要支援の方に利用してもらっています。しかし行政主導でこれからは要支援(予防)の方はボランティアを中心とした介護保険外でのサービスに軸を移そうとしています。そして後2年ほどでその動きは急激に加速すると思われます。(2年後までに市町村がボランティア等の取り組みを形づけるように法律で決まっているからです。)このような動きは決して、要支援の方の将来を思って形が変わるわけではありません。経済的な問題、お金が払えないから制度が変わっているのが現実です。
これから超高齢化社会に向けて大きな変革を求められていると思います。それについていかなければ介護事業所はどんどんと倒産し、経済力のある大手に飲み込まれ、無味乾燥でシステマティックな事業所ばかりになると思います。
さざんか園では可能な限り地域の方の幸せを願い、地域に密着した介護を目指していきたいと考えています。色々あると思いますが、これからもご協力ください。
2014.12.31 今年最後のつぶやき
副施設長の江頭です。
今年は個人的には、ホームページの立ち上げ、グループホーム夜間ケアの取得、研修システムの構築、給与・有給などの労務関係の整理、他事業所との連携などの取り組みをしましたが、まだまだ力不足を感じる一年でした。
全体的に法人を見れば見るほど、社会福祉とは何なのか?社会福祉法人とは?グループホームとは?デイサービスとは?厚生労働省はどうかかわっているのか?どうして介護保険改正を行うのか?などの興味が膨らみ、そしてその答えが十分でない自分にもどかしさを感じる日々です。
「労務管理」という職員の働く環境づくりに関しても、経営と現場職員との両方の理想を叶えることは難しく、どこに着地点を置くのか一つとっても頭を悩ませる問題でもあります。基本は職員に楽しく働いてもらいたいという気持ちで、勉強会の質を上げる、それぞれの委員会の質を上げるなどしているんですが、職員それぞれの気持ちや能力の違いもあり、全員が同じ方向を同じ気持ちで足並み揃えて進むという事が難しく、悩ましいところです。
「人事」に関しても、介護の現場で職員をどう評価すればいいのか模索中でもあります。評価(人事考課)というのは、「良い面」と「悪い面」を法人にとって、そして職員それぞれのキャリアを考えながら行っていくものですが、どうしても今までの日本の「年功序列制度」(能力とは別に年数を見る傾向)の考えから脱却できず、「能力主義」への転換がまだまだできていない状況です。年数ばかり重ねて能力の低い職員が、経験は少なくても能力の高い職員を抑えてしまっている傾向が強くあります。やる気が無い職員が、「ここの職場はこれぐらいやっていれば給料もらえるんだよ。」と自分の能力を高める努力をせずふんぞり返り、やる気がある職員の気持ちを萎えさせている現実があります。それは十分な人事考課制度が導入できていない介護事業所の大きな課題であると言えます。評価=現実というのは時に残酷でもあります。特に知識・技術の向上を怠り、ただ毎日を言われたことだけやっていた職員にとっては受け入れがたいものかもしれません。しかし今介護業界がその悪習を断ち切り、能力のある職員が働きやすい環境を作り上げること。やる気の無い職員にやる気を奮い立たせることが責務だと思います。
「さざんか園」がよりよい施設になるためにやりたいことは無数にありますし、そのためには今まで以上の知識・技術を獲得し精進していきたいと思います。
2014.12.19 いつものゴタゴタ
副施設長の江頭です。
来年度介護保険の改正が行われるんですが、消費税10%が先延ばしになった事もあり、介護報酬が下がるとの予想記事が新聞を賑わせています。確かに介護報酬が下がると収入が減るので、事業所としては大変なんですが、利用者様にとっては助かる事でもあります。利用者様からしたら単純に支払わなければならない金額が少なくなりますし、一か月に利用できるデイサービスの回数が増える可能性もあります。(事業所としては今まで利用されなかった方が新しく利用される可能性が高くなるとも言えます。)
介護報酬が上がって欲しいと単純に望んでいる人が多いんですが、介護報酬が上がるとその分利用者様は利用する事業所をより選択したり、利用を控えたりなどされます。つまり介護報酬の増減に振り回される事自体にはあまり意味がないとも言えます。そんな事に振り回され一喜一憂するくらいなら、自分の事業所をもっとよくする努力をすべきだと思います。
確かに厚生労働省に介護の現実を訴え続け、よりよい社会を作ってもらう事は必要な事ですが、目先の事に右往左往せずに泰然自若の様でいたいものです。千里の道も一歩からですね。
2014.11.4 高齢者介護で思う事
副施設長の江頭です。
さざんか園ではさまざまな方が通い・泊まりなどを中心にご利用になられています。介護保険利用が中心なので、少し体が弱られた方であったり、認知機能の低下が見られる方が中心ですが、ほとんどすべての方が笑顔で毎日を楽しく過ごされています。
我々の仕事は高齢者の方が、少し障害をもっても人間としての尊厳を保ったまま残りの人生をたのしく過ごしてもらう事でもあります。できる事なら見知った顔、見慣れた景色、聞き慣れた言葉に囲まれて、ストレス無く生きてほしいという気持ちです。
しかしそれを支える若い人材に大きな負担がかかっているのも事実です。超高齢化社会の今、少子化の現実は少しずつ介護の世界にも忍び寄っています。核家族が中心の世の中では高齢者に係る事が少なく、若い世代の高齢者に対する礼儀・尊敬の気持ちは薄れています。人材不足により、介護界全体の質は確実に落ちています。東京では当たり前のように外国の方がコンビニの店員をしています。電車の両隣が外国人というのも以前ほど不思議ではない時代です。これからおむつを交換する人は日本語が離せない人かもしれません。
福祉は時代を映す鏡なのかもしれません。だからこそ人間の尊厳をしっかりと守る最後の砦として踏ん張る必要があると思います。
2014.6.3 失ったもの
副施設長の江頭です。
2回ほど登場した「グループホームいしなり」を訪れていた孔雀さんが現れなくなりました。
どこかで飼われていて、逃げ出してきた状態だったと思われるんですが、いなくなるといないで何だか喪失感があるものです。
孔雀独特の鳴き声があって存在感を示していたんですが、それも今では聞こえなくなりました。
失ってはじめて気づく事って多いですよね。今この時を大事にしないとだめですね。
2014.5.10 栄養士からのつぶやき
はじめまして、栄養士の小野です。
今年の4月に入社し、はや一か月。社会人一年目で分からないことがたくさんですが、職員の方々や利用者様の笑顔に支えられ、毎日楽しく過ごしています♪
今回は、以前利用者様と一緒にクッキー作りした写真を載せています。
色んな話をしながら・・・あっという間に型抜きが終わりました。出来上がりは少し硬くなってしまいましたが、美味しくできました☆
まだまだ未熟者ですが、利用者の皆様に満足して頂けるよう一生懸命頑張ります!!
2014.4.12 デイサービスの佐藤です!
初の投稿となります。デイサービスの管理者佐藤大輔と申します。
入社は平成15年4月。最初はグループホームの職員として採用されて、デイサービスに異動となり、利用者の皆さまに楽しみを与えるべく日々
無心で走り続けてきたらもうこんな年月が・・・・心も体もオジサン、、?いやいや立派な大人へと皆さんに育てていただきました。
何気ない日常のなかで、小さな気づきやお知らせがあったら載せていこうと思います。
おっと、ホールで利用者さんが自分を呼んでる・・・今日も頑張ります!!
2014.3.5 春のおとずれ
どうもこんにちは、グループホームさざんか園の山家です。
ここ最近少しずつ暖かくなっていますが皆さんも春がそこまで来ていることにお気づきだと思います。最近、天気の良い日に利用者の方と外を歩いている時にもいろんな春を見つける事が出来ました。
他にもナズナやオオイヌノフグリなども見つける事が出来ました。車で何気なく通るだけではなかなか気づくことが出来ない春が、散歩をしていると見つける事が出来ます。皆さんもいかがでしょう?きっといろんな春を見つける事が出来ると思います!
山家
2014.3.5 お初にお目にかかります
グループホームさざんか園スタッフの「山家」と申します。
この度記念すべき我がさざんか園のホームページが出来たということで、まずはご挨拶を!と思いまして書き込まさせていただいております。
この度はスタッフのつぶやきということでまずは自己紹介・・・
私、山家は無類の猫好き!あの愛くるしい見た目、触り心地、我が道を行く姿勢、等々どこをとっても可愛いところしか見当たらない!そんな我が家にもいるんです。かわいこちゃんが・・・紹介させて頂きます!名前は「こはくちゃん」
いやぁ可愛いですね~いつも甘えてきては仕事の疲れを癒してくれます。ほんとに大事な一人娘です。
というわけでこれを自己紹介に替えさせていただきます。今後も時々記事を書くことがあると思いますので皆さんどうぞよろしくお願いします。
山家